法然寺 (橿原市) (Honen-ji Temple (Kashihara City))
少林院法然寺(ほうねんじ)は、大和三山の香久山の麓にある、浄土宗の寺院である。
法然上人二十五霊跡 第十番、御詠歌 「極楽へつとめて早く出でたたば 身の終わりには参りつきなん」
歴史
元久2年(1205年)3月法然は高野山参詣からの帰途、聖徳太子の誕生寺橘寺に巡拝のとき、庵に一夜の宿泊をした。
庵主は法然に帰依し行者と成り、法然を開山とした。
明応8年(1499年)10月、知恩院の保誉は霊夢で「香久山や麓の寺はせまけれど 高きみのりを説きて弘めむ」との歌を法然から授かった。
寺宝
阿弥陀仏・・・鳥仏師作、浮足の如来と親しまれている。
俊乗房重源の念持仏であった。
法然上人像
交通
近鉄大阪線耳成駅を下車、南へ約2km